【中小企業診断士試験】全般

中小企業診断士試験の受験資格

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中小企業診断士試験の受験資格

このページでは、中小企業診断士の受験資格や試験の内容、合格に必要な勉強時間、必要な費用などを紹介しています。

もくじ

中小企業診断士の受験資格

中小企業診断士の試験内容

資格取得に必要なのは試験合格と○○

試験合格に必要な勉強時間

資格取得にかかる費用

資格取得のメリットは?

資格取得のための勉強方法は?

中小企業診断士の受験資格

中小企業診断士試験の受験資格ですが、『特にありません』。中小企業診断士はコンサルタントとして国が認めた唯一の国家資格です。受験するだけでもさぞ高いハードルがあるのではないか?と思うかもしれませんが本当に受験資格は一切ありません。学歴、職歴、年齢、性別不問です。過去の受験者の年齢や職業などは中小企業診断協会のホームページに公開されていますが、実際毎年20歳未満の若い人から70歳以上の高齢の人までが受験しています。(ただ、合格者で言うと20歳未満、70歳以上の人は非常に少ないです。)

受験者の情報について詳しく知りたい人はこちらから。試験を実施している中小企業診断協会のホームページです。

https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/001_shiken_kakokekka.html

中小企業診断士の試験内容

中小企業診断士試験には大きく分けると1次試験、2次試験の2種類があります。合格率は1次試験、2次試験合わせて4%とかなり難しい試験と言えます。

試験の種類は1次試験と2次試験

試験には1次試験と2次試験があります。また、2次試験は更に筆記試験と口述試験(面接)に別れています。1次試験はマークシート式の試験で、「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「企業経営理論」、「運営管理」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」の7科目があります。2次試験は記述式の試験と面接試験の2種類からなります。2次試験で問われる内容は、1次試験で学習した内容に加えて、コンサルタントとしての読解力、作文力、論理力などです。

試験の合格率はわずか4%

中小企業診断士試験1次試験の合格率は例年20%ほど、2次試験の合格率も20%ほどです。単純計算すると、両方の試験を合わせた合格率はわずか4%程度となり非常に難易度の高い試験と言えます。ただ、1回の受験で全ての試験に合格する必要はありません。1次試験には科目合格制度があり、合格した科目は、3年間権利を持ち越せます。また、1次試験に合格すれば、その年と、翌年の2年間、2次試験を受験する権利が得られます。

資格取得に必要なのは試験合格と◯◯

合格率の低い非常に難しい試験なのですが、中小企業診断士試験に合格しただけでは、診断士としての資格を得ることはできません。合格後に15日間の実務補習を受けることが必要です。この実務補習は、合格不合格こそないものの肉体的にけっこうハードです。

実務補習の内容

実務補習は、実際に中小企業を訪問し、企業の経営診断をするというものです。実務補習はチームを組んで実施しますが、チームのメンバーは、中小企業診断士の先生1~2名と、試験合格者4~6名です。全部で15日間ありますが、内訳は5日間ずつを使って、3つの企業診断をするというものです。参加費としてはトータル約15万円となかなかの費用がかかります。

実際実務補習を受けた感想としてはかなりハードでした。1つの企業に対して、実際にメンバーで集合して活動するのは5日間なのですが、それ以外の時間で調べものをしたり、レポートを書いたりもしないといけません。実務補習はおよそ2ヶ月にわたって実施されますが、この期間中の休日は実務補習の対応でほとんど潰れました。ただ、他の企業の抱える問題を聞けたり、実際のBS、PLを見せていただけたりする等、普段会社員として働いている私にはなかなかできない貴重な経験をすることができました。

試験合格に必要な勉強時間

中小企業診断士試験合格のために必要な時間としてよく言われるのは、1年間で1,000時間の勉強です。ただし、複数年の受験になれば、必然的にもっと伸びますし、ストレート合格した人の意見としては1,000時間は多すぎるというものが多いです。私の場合は半年で350時間くらいでした。勉強時間を1次、2次で分けるとだいたい7対3くらいで1次試験の方が長いです。

勉強時間については以前調べてまとめてみたので、詳しく知りたい方はこちらも読んでみてください。

勉強時間はどれくらい?時間短縮は可能か?

資格取得にかかる費用

試験勉強を始めてから資格取得までに必要なトータル費用は25万円~50万円ほどです。これに加えて、資格維持のための費用が年間6,000円~14万円ほど必要です。

試験勉強開始から、試験の合格までに必要になる費用

【受験料】(金額は平成30年試験のもの)

1次試験・・・¥13,000

2次試験・・・¥17,200

※受験地が自宅から遠い場合、宿泊費や交通費が別に必要

【勉強費用】

予備校の場合・・・20万円~30万円ほど

通信講座の場合・・・5万円~10万円ほど

独学の場合・・・5万円ほど(テキスト購入費用として)

合格後、試験取得にかかる費用

実務補習受講料・・・¥148,600(金額は平成30年試験のもの。15日間コースの場合)

資格維持に必要な費用

理論政策更新研修・・・¥6,000(1回あたりの費用。5年間に5回の受講が必要)

実務補習受講料・・・¥50,000(5日間コースの実務補習の費用。5年ごとに30日間の受講が必要。診断士の実務を30日間実施していれば、受講は不要。)

中小企業診断士協会の入会費・・・¥30,000(初年度のみ必要。金額は所属する協会により多少異なる。入会は任意。)

中小企業診断士協会の会費・・・¥50,000(1年あたりの費用。金額は所属する協会により多少異なる。入会は任意。)

資格取得のメリットは?

試験の合格から実務補習と、資格の取得はかなり大変です。資格取得したらすごいメリットがあるのか?というと・・・明確なメリットはなかったりします。でも人脈が広がるのは大きいです。また、収入面では、平均年収740万円と悪くない数字です。

資格取得にメリットがない?

中小企業診断士資格には明確なメリットがありません。その原因は独占業務がないからです。中小企業診断士はいわゆる「士業」に分類されます。他の士業としては弁護士、弁理士、税理士などがありますが、それらの士業には、独占業務(資格を持っていないと、実施することが認められない業務)が存在し、資格取得の大きなメリットとなっています。

人脈の広がり

中小企業診断士の資格を取得して良かったこととして人脈が広がるというのがあります。私は中小企業診断士関係の集まりに月に2~2度ほど参加しますが、1度参加すれば10人~の人と知り合いになることができます。みなさん難しい試験に合格した優秀な方々なので、色々な話をすることができ、自分の世界が広がります。

中小企業診断士の年収は?

中小企業診断士の年収は平均740万円というデータがあります。ただし、分布を見ると年収100万円以下の方から3000万円以上の方までおり、かなりピンキリです。

中小企業診断士の年収

出典:JNET21

資格取得のための勉強方法は?

資格取得のための勉強手段としては、独学、予備校通い、通信講座が挙げられます。それぞれにメリット、デメリットはありますが、私は基本独学で、補助的に通信講座を利用しました。近くに通える予備校がなく、手間、時間がかけれなかったため、自ずとこの選択になった感じです。

私が試験合格のためにどんな勉強をしたか、どんな教材を使ったか等はこちらにまとめています。私と同じように独学を基本に考えている方は是非読んでみてください。

独学合格にはこの3つが超重要!

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