本番対策

1次試験当日の注意点【中小企業診断士】

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中小企業診断士1次試験まであと1か月を切りました。受験生の皆さんは最後の追い込みをしている時期かと思います。今回が初受験という方は会場の雰囲気、当日の過ごし方等分からないことが多く不安に感じているのではないでしょうか?そんな皆さんのお役に立てればと思い、ここでは1次試験本番での注意点や当日の過ごし方などについて紹介したいと思います。

当日の流れの紹介

まずは本番当日の流れです。試験会場に早めに着くと、会場の出入口あたりに受験生が集まっている光景を見ることになると思います。これは規定の時間になるまで試験部屋に入れないためです。(建物自体には入れます)

規定の時間になると、受験番号と対応する試験部屋が書かれた紙が掲示板に貼り出されるため、受験生はそれを見てから試験部屋に移動します。

その後は、試験案内に書かれている通りのスケジュールで試験が実施されます。試験開始の何分か前になると、試験官が問題と回答用のマークシートを配ります。(確か、試験開始前に名前、受験番号等を記入したと思いますがうろ覚えです。)配られた後、試験開始まではまだ数分間あるので、じっと開始の合図を待ちます。この時点でテキストはしまってあるので、しばらく何もできません。

試験が1科目終わるごとに休憩時間が40分もあるので、勉強以外にも時間潰しができるようにしておいた方が良いです。

当日の持ち物

受験票とか、筆記用具、時計、テキストなど受験案内に書かれているようなものは当然必要ですが、その他に持って行くと良いものを紹介します。

軽食、おやつ、昼食

特に1日目は朝から夕方まで長丁場の試験です。お昼前や、夕方前にお腹が空いて頭が働かないということにならないように、軽食やおやつは絶対持って行った方が良いです。基本的に昼食も持って行った方が良いです。飲食店を探したり、混んでいて待ったりするような余裕はないですから。

リラックスグッズ

「ギリギリまで勉強したいからリラックスしてる余裕はない」と考えるかもしれませんが、リラックスすることはけっこう大事です。

疲れていたりして余裕がない状態で試験を受けると、ついつい回答の見直しを怠ったりして、実力的には取れるはずの点を取れなくなったりします。そうならないようにリラックスして気持ちに余裕を持つことが大事です。

リラックス方法色々ありますがマッサージグッズ、アロマ、歯ブラシ、漫画、音楽、スマホのVODなどが挙げられます。

落ち着く場所を探して気分転換を

試験会場は学校だったり企業の施設だったりするので、敷地はけっこう広くて、試験を実施する部屋以外にも居場所はたくさんあります。ずっと部屋に座っていると疲れてしまうので休憩時間には散歩をしてみたり、空きスペースで体を動かすことをおすすめします。

テキストをパラパラ見ても無駄。ヤマを張ること

本番当日の最後の追い込みでは、なるべく漏れがないように出題範囲を総復習したくなるんじゃないかと思います。その結果何をやるかというと、テキストをパラパラ素早くめくっていき、それぞれの項目をほんのちょっとずつ読むだけということになります。でも、これはやってもあまり意味がありません。私は実際、本番でこの追い込み勉強をしてしまいましたが、全くの無駄でした。この方法だとカバーできる範囲は広いので、直前の追い込み勉強で読んだ範囲がいくらか出題されました。でも結局正解できませんでした。試験問題の難易度が高いので、チラっと読んで何となく覚えている程度の知識じゃあ正解しきれないんですよね。こうならないように、最後の追い込み勉強では、出題されそうな箇所にヤマを張って少ない範囲をしっかりと復習することをオススメします。

答えが全然分からなくてヤバイと思ったときの対策

試験本番では緊張や疲れから、普段なら解けるはずの問題が解けないということが起こります。(その場では難しくて解けないと思ってしまったのに、後から見返すと解けるはずの問題だったと気付いたりします。)こんなときにおすすめの対応があります。

それは、分からない問題は飛ばして、まずは最後まで進めてしまうことです。飛ばしながらでも最後まで一通り回答し終えることで「あとは残りの時間で、飛ばした問題だけじっくり解けば良いんだ」と、精神的な余裕ができます。この状態であらためて問題を見直すと、すんなり解けちゃったりすることがあります。

なお、本番ではどれくらい考えたら飛ばすかの判断が難しいですが、ちょっと(数十秒ほど)考えて分からなければ飛ばすという感覚で良いと思います。

このやり方をすると、マークシートへの記入ミスをしやすくなるのでその点は注意してください。あと、飛ばした問題は、問題用紙に大きく目印を書いておくと後から探しやすいです。

その他

これは本番当日の話じゃないんですが、直前期には試験本番のスケジュールに沿って過去問を解くような模擬練習を自分で何度かやっておくと良いです。かなり疲れますが、長時間頭を使うことにいくらか慣れることができます。また、本番のスケジュールに沿って行動してみることで、自分でも気付かなかった色々な点に気付くこともできます。

例えば、お昼休み直前の科目ではお腹がすいて回答が雑になりやすいとか、最後の科目では疲れて頭が痛くなるとか。事前に把握しておけば、早めにおやつを食べたり、頭痛薬を用意しておいたりと対策を取ることができますよね。

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