食べ物(栄養素)の中には、記憶力が良くなると言われているもの、集中力を増す効果があるもの等、試験勉強の助けになりそうなものが色々とあります。
私が中小企業診断士の試験勉強をしている時はDHA、EPAのサプリメントを飲んでいました。勉強期間で3~4瓶を空けましたが効果があったのか、無かったのかははっきり分かりません。当時頭が良くなったという実感は全くありませんでしたが、結果的に試験に合格できたので効果があったのかもしれません。サプリを飲むだけで勉強の効率をほーんのちょっとでも上げられたら儲けものという感覚で飲んでいました。お守りみたいなものです。
試験勉強中は時間が取れず、詳しく調べられませんでしたが、時間ができたので改めて頭の良くなる食べ物について調べてみました。調べた結果は↓です。
頭の良くなる食べ物
DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)
勉強に役立つ効果:記憶力の向上※
その他の効果:血液サラサラ効果(脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化の予防)
含まれる食べ物:青魚(イワシ、サバ、サンマなど)、マグロ
推奨摂取量:2g/日(日本での推奨値)。魚で摂取する場合、100~200g
※さっそくショッキングな結果が分かったのですが、DHA、EPAの摂取で頭が良くなることについて、信憑性のある研究結果はないようです。過去に外国の研究者が、「魚をよく食べる日本の子供の知能指数が高い。魚を食べると頭が良くなるんだ。」と言い出したのが発端で、根拠の無いまま広まっていってしまったということのよう。私は何のためにサプリを飲んでいたのか・・・まあ血液サラサラも大事なので良しとします。
レシチン、コリン(フォスファチジルコリン)
勉強に役立つ効果:記憶力の向上
その他の効果:認知症の予防、動脈硬化の予防、高血圧の予防
含まれる食べ物:卵黄、鳥レバー、牛肉の赤身、大豆、豆類、エビ
推奨摂取量:500mg/日(アメリカでの推奨値。日本は数値の規定なし。)。玉子なら4個/日、鶏レバーなら200g、牛肉なら500g
レシチン、コリンについては記憶力向上について、信憑性のある研究がされているようです。推奨摂取量がけっこう多いので、積極的に取ろうとしないと食事だけでの達成は難しいかもしれませんね。
正確にはレシチンとコリンは別の物なのですが、ほぼ同じものと考えてしまって不都合は無さそうです。レシチンは、栄養素そのものの名前でなく、フォスファチジルコリンとその他の物質の混合物のことを指す名称だそうです。コリンはコリン(フォスファチジルコリン)です。
以上、頭の良くなる食べ物についてでした。もっと色々なものがあると思って調べてみたんですがこの2種類しか見つけられませんでした。他に見つけたら追記していきます。