難関資格に数えられる中小企業診断士資格。合格率はわずか4%、合格に必要な勉強時間は一般的に1,000時間程度と言われています。でも、効率よく学習すれば勉強時間は短縮可能です。
このページでは以下の3点を説明しています。
- 中小企業診断士試験の合格に必要な勉強時間
- 試験の難易度
- 勉強時間の短縮方法
試験合格に必要な勉強時間
中小企業診断士試験の合格のためにどれくらいの勉強時間が必要なのかを科目ごとに整理してみました。
※勉強方法や個人差によっても必要な勉強時間はけっこう変わります。
1次試験、2次試験の合格に必要な勉強時間
中小企業診断士試験合格のために必要な勉強時間を、1次試験、2次試験に分けて記載しました。
- 1次試験:750時間
- 2次試験:250時間
1次試験、2次試験の勉強時間がどれくらいかということについては、これだと言い切れる数値データはありません。私の経験や他の中小企業診断士の方の経験を参考にし、上記の勉強時間を記載しました。
1次試験の科目ごとの勉強時間は?
こちらに1次試験の科目ごとの勉強時間を整理しました。
- 企業経営理論:115時間
- 財務・会計:160時間
- 運営管理:110時間
- 経営情報システム:90時間
- 経済学・経済政策:110時間
- 経営法務:90時間
- 中小企業経営・中小企業政策:70時間
科目ごとの勉強時間は、予備校3社(TAC、LEC、資格の大原)の7科目の学習量を参考に算出したため、それなりに妥当性はあると思います。
ただし、1時間の総学習時間としては、先にお話しした750時間という数字になるように比率を微調整しています。
試験の難易度はどれくらい?
中小企業診断士試験は国が認める唯一のコンサルタント資格です。当然難易度は高いです。じゃあどれくらい難しいのか?というのを、以下の点から調べてみました。
- 公認会計士や弁理士など、他の超難関資格との勉強時間の差
- 中小企業診断士試験の合格率の推移
- 出題内容
- 合格の基準
調べた結果はこちらです
勉強時間短縮の方法は?
勉強時間を短くするには、次のどちらかしかありません。
- 勉強する内容を減らす(絞り込む)
- 勉強の効率を上げる
勉強する内容を減らすにも、勉強の効率を上げるにも遠回りをしないことが重要です。そのためには、経験者の成功体験(場合によっては失敗体験)を聞くのが1番です。
私が実践して、350時間の学習で独学合格できた勉強方法や使った教材などについては別のページにまとめました。中小企業診断士試験に短期合格してやろうと考えている人は是非読んでみてください。