ここでは中小企業診断士試験への申込み方法からその後のスケジュールまでを紹介します。
2019年度中小企業診断士試験のスケジュールはこちら
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h31_shiken/H31_nittei_pre.htm
試験申込み~2次試験合格発表までのスケジュール概要
以下には、例年だいたいこんなスケジュールで進んでいくという内容を記載しました。
5月初旬~:申込み用紙(1次試験の案内冊子)の取り寄せ
写真のような冊子が届きます。
5月初旬~5/31:申込み、受験料の振込み
冊子の中に申込用紙が入っているので、受験料を振り込んで申込をします。
7月初旬~中旬:受験票が届く
受験票が届きます。受験本番までに顔写真の貼り付けが必要です。
8月初旬(2日間):1次試験本番
8月初旬(試験終了の翌日):1次試験の解答発表
翌日には協会から公式の解答が発表されます。自己採点で合格している場合は、2次試験対策を本格スタートさせることになります。
9月初旬:1次試験合格発表
9月初旬:2次試験の案内冊子が届く(案内冊子が届くのは2019年度の1次試験合格者のみ)
1次試験に合格している場合、何もしなくても冊子が送られてきます。
9月初旬~9月中旬:申込み、受験料の振込み
1次試験の時と同様です。
10月中旬:受験票が、届く
10月中旬(1日間):2次試験〈筆記〉本番
1次試験とは異なり、2次試験については協会から公式解答が公表されることはありません。予備校各社から模範解答が公表されますが、各社内容は揃っておらず、協会の考える模範解答と合っているかも分からないため、これで自己採点をする意味はありません。
2次試験の合格発表までは1か月半ほどあり落ち着かないと思うので、暇つぶしに模範解答を見てみるのは良いと思いますが、自分の回答と合っていても違っていても気にしないで良いです。
12月初旬:2次試験〈筆記〉合格発表
2次試験<筆記>に合格していた場合、口述試験対策に入ります。落とすための試験ではなく、基本的に全員合格しますが、対策は絶対に必要です。
公表されている合格率データを見ると、年によって不合格者が数人出ています。ただしこれは試験を受けて不合格だったのではなく、口述試験に参加できなかった等の事情ではないかと思います。
12月初旬~中旬(1日間):2次試験〈口述〉の受験票が届く(2次試験〈筆記〉の合格者のみ)
不合格者には成績表が届きますが、(なぜか)合格者には届きません。自分の得点を知りたい場合、得点開示請求という申請をすれば教えてもらえます。
12月中旬:2次試験〈口述〉本番
12月下旬:2次試験合格発表
以上、受験の申込みから2次試験合格発表までのおおよそのスケジュールになります。1次試験開始から2次試験の合格発表までは4か月半ほどと、けっこうな長丁場です。
2次試験合格~資格取得までのスケジュール
2次試験の口述まで突破できればめでたく試験合格ですが、中小企業診断士試験では試験合格しただけでは資格(免許)がもらえません。資格取得のためにはもうひとふんばり必要です。
2次試験合格発表後~1月初旬:実務補習の申込み、費用振込み
実務補習の申し込みはネットから行います。
1月中旬~1月下旬:実務補習の冊子が届く
こんな冊子が届きます。
2月~3月の計15日間:実務補習実施
私もこれから実務補習に参加するため詳細は分かりません。補習が始まったらブログで紹介したいと思います。
なお、お仕事で中小企業診断士の実務をしている方は、補習を受ける必要はありません。また、実務補習は3年以内に15日間行えばよいので、上記は最短で実務補習を受ける場合のスケジュールです。実務補習には費用が15万円ほどかかります。