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【中小企業診断士試験】独学勉強のときの注意点5つ

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私は中小企業診断士試験に独学で挑戦しました。(独学と言っても、通信講座は受講しています。)結果的には何とか合格することができたのですが、独学だったため、どんなテキストを使うか、どんな勉強の仕方をするか、いつどれくらい勉強するか等が全て自分任せのため失敗もたくさんしました。このページでは、私の経験を振り返ってこれはやらなければ良かったな、失敗したなという内容を5つ厳選して紹介したいと思います。

1、過去問を実力チェック用に大事に取っておいた

中小企業診断士試験の受験勉強を始めたころ、私は過去問を実力チェックのための道具と考え、大事にしまいこんでいました。過去問はどれくらい点数が取れるかの確認をするためのものだから、普段は見ないようにして、十分勉強が進んだころに取り組むものなんだと思っていました。でもこの考え方はNGでした。過去問には勉強の初期~中盤頃からは積極的に取り組んでいくべきです。

なぜ早いうちから過去問に積極的に取り組むべきかと言うと、過去問が実力チェックのためではなく、『暗記のための道具』として最適だからです。皆さんは暗記のためにどんな勉強をしていますか?もしかしてテキストをひたすら繰り返し読むだけですか?私もはじめのうちは、テキストをひたすら読む勉強をしていたんですが、これもNG勉強法だったんです。テキストを読むような『覚える勉強』というのは実は効率が悪い勉強法です。過去問を使った『思い出す勉強』に早期に取り組むのが合格のために重要です。

暗記のための道具としての過去問の使い方についてはこちらに詳しく書いたので是非読んでみてください。

暗記のための道具としての過去問の使い方

2、本番直前期に出題範囲を総復習してしまった

私は、試験本番直前、これまで勉強してきた内容を総復習してしまいました。一生懸命覚えた内容でも、復習しないとすぐに忘れてしまうということはこれまでの人生で嫌というほど分かっていたので、その対策として選んだのがこのやり方でした。でもこのやり方は失敗でした。何が失敗だったかというと、残された時間が少ない中で膨大な内容を総復習したため、1つ1つの内容には非常に少ない時間しかかけられなかったことです。

少ない時間でどんな勉強をしていたかというと・・・テキストをただ眺めていただけです。(勉強していた当時は、ものすごく集中してテキストで勉強をしているんだと思って取り組んでいましたが、今になって冷静に考えると、ただテキストを眺めていただけだったなー・・・と感じています。)その結果どうなったかというと、試験本番で「よし!この内容最近見た!」という場面は多々あったんですが、結局正解できませんでした。中小企業診断士試験は問題の難易度が高いので、何となく記憶に残っている程度の知識じゃあ正解できないんですよね。直前期には総復習でなく、頻出や重要な内容に絞り込んだ勉強をすべきでした。

3、基礎知識のないまま、1次試験の財務・会計の勉強をしていた

中小企業診断士の財務・会計の勉強に関して、基礎知識がない人は、事前に予備の勉強をしておいた方が良いというのはよく聞かれます。私は過去に、原価についての簡単な本やBS、PLについての簡単な本を読んだことがあったので、基礎知識があると考えて良いだろうと思い、いきなり財務・会計の勉強に突撃しました。(そして撃沈しました。)

よく分からないなーと感じながらも進めていくうちに理解できるようになるだろうと思い、そのまま進めていきましたが、結局最後まで分からず仕舞いでした。分からないまま勉強していても何も覚えられなかったです。

財務・会計の分野には、普段の生活では使うことのない独特の考え方があります。中小企業診断士の試験対策テキストではその辺りの導入部分についての説明が不十分のため、勉強開始前に簿記の簡単な本を勉強しておいた方が良いです。

4、暗記ノート(サブノート)作りをしてしまった

テキストを読んでもなかなか覚えられない内容がありました。自分の中で1度整理すれば覚えやすくなるんじゃないかと思い暗記ノートを作ったんですが、これは非常に時間対効果が悪かったです。

テキストの内容を再編集してノートにまとめ直したり、分かりづらいと思った箇所をネットで調べて追記したり、表の形に書き直したりということをしました。おかげでキレイで分かりやすく整理することはできたんですが、1つの内容を整理するのに半日~丸1日くらいかかっていました。中小企業診断士試験は出題範囲が非常に広いので、このペースで勉強していたらとても終わらないです。暗記ノートを作ることで理解は深まるので、効果は間違いなく高いんですが、効率の面からはおすすめできません。

覚えにくい内容の覚え方としておすすめなのは、とにかく頻繁に復習することです。単語帳を作ったり、覚えたい内容を紙に書いて家の壁に貼っておく等して、しょっちゅう目にするようにすれば覚えることができます。

暗記が苦手という方はこちらの記事も読んでみてください。ここに書いてある暗記のコツを使えば、暗記が苦手な人でも覚えて忘れません!

暗記が苦手な人でも覚えられる暗記のコツ

5、2次試験対策にてきとうな過去問を使ってしまった

過去問なんてどれも同じだと思っていたら失敗しました。中小企業診断士の2次試験は、試験終了後に協会から公式の解答が公開されません。そのため、過去問に書かれている解答はあくまでその本の著者の参考解答でしかなく、本当の解答じゃありません。そのことを知らなかった私は、てきとうに過去問を買って解いてみて、そこに載っていた(参考)解答と自分の回答が全く違い、どう考えたらその(参考)解答になるのかと考え込んでしまうという無駄な時間を使いました。

その後、何とか2次試験対策を軌道に乗せることができたんですが、その唯一最大の要因は「ふぞろいな合格答案」をはじめとしたふぞろいシリーズです。「ふぞろいな合格答案」では、私がはじめに取り組んだ過去問とは違い、参考解答を1つに絞っていません。参考解答として様々なパターンを用意しており、どのような内容が記載されていたら何点加点という部分点方式を取っています。ふぞろいな合格答案で、はじめに書いた自分の回答を採点したところ、どこが合っているのか、どの点が間違っているのかを把握することができ、2次試験の勉強を進めていくことができるようになりました。

それにしても「ふぞろいな合格答案」には大変助けられました。独学合格者は絶対購入すべきテキストです。(予備校に通っている人でも予備校よりも「ふぞろいな合格答案」を気に入って勉強している人もいるくらいです。)

「ふぞろいな合格答案」シリーズについて、本の良い点や何冊もあるシリーズの違い、本の使い方など、説明しきれていない内容はこちらに詳しくまとめてあります。

名著ふぞろいな合格答案シリーズの使い方

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